【連立方程式】食塩水の濃度の問題の解き方を解説!

2年

食塩水の問題は、中学2年生の連立方程式でよく出てくる定番問題です。
「混ぜる」と聞くとむずかしそうに感じるかもしれませんが、実は “食塩水の重さ”“塩の重さ” に注目すれば、式がつくれるようになります。

問題と解き方

問題

濃度が8%の食塩水と3%の食塩水を混ぜて、濃度が5%の食塩水を350gつくります。
それぞれ何gずつ混ぜればよいですか。

求めたいものを文字でおく

8%の食塩水の重さを \(x\) g、3%の食塩水の重さを \(y\) gとします。

“食塩水の重さ”の関係で式をつくる

8%の食塩水 \(x\) gと3%の食塩水 \(y\) gを合わせて350gになるので

\(x+y=350\) …①

“塩の重さ”の関係で式をつくる

8%の食塩水 \(x\) gに、塩は \(x \times \displaystyle \frac{8}{100} = \displaystyle \frac{8}{100}\,\,x\)g含まれています。

3%の食塩水 \(y\) gに、塩は \(y \times \displaystyle \frac{3}{100} = \displaystyle \frac{3}{100}y\,\,\)g含まれています。

混ぜてできる5%の食塩水350gに、塩は \(350 \times \displaystyle \frac{5}{100} = 17.5\)g含まれています。

8%の食塩水に含まれる塩と3%の食塩水に含まれる塩を合わせて、5%の食塩水に含まれる塩の重さになるので

\(\displaystyle \frac{8}{100}\,\,x+\displaystyle \frac{3}{100}\,\,y=17.5\) …②

①と②を組み合わせた連立方程式を解く

\(\begin{cases} x+y=350\,・・・① \\ \displaystyle \frac{8}{100}\,\,x+\displaystyle \frac{3}{100}\,\,y=17.5\,・・・② \end{cases}\)

①×8 - ②×100 をして
\(
\begin{array}{rcl}
8x + 8y &= 2800 \\
\underline{8x + 3y} &= \underline{1750} \\
5y &= 1050 \\
y &= 210
\end{array}
\)

\(y=210\) を①に代入して
\(\begin{aligned}
x+210 &= 350 \\
x &= 140
\end{aligned}\)

答え

8%の食塩水:140g、3%の食塩水:210g

まとめ

  • 連立方程式は “食塩水の重さ”“塩の重さ” の関係でつくる!
  • 分数の方程式は両辺を100倍して整数にして解く!

練習問題

問題

濃度が10%の食塩水と4%の食塩水を混ぜて、濃度が6%の食塩水を300gつくります。
それぞれ何gずつ混ぜればよいですか。

【解答】

10%の食塩水の重さを \(x\) g、4%の食塩水の重さを \(y\) gとすると
\(\begin{cases} x+y=300\,・・・① \\ \displaystyle \frac{10}{100}\,\,x+\displaystyle \frac{4}{100}\,\,y=18\,・・・② \end{cases}\)

①×10 - ②×100 をして
\(\begin{aligned}
10x+10y &= 3000 \\
\underline{10x+4y} &= \underline{1800} \\
6y &= 1200 \\
y &= 200
\end{aligned}\)

\(y=200\) を①に代入して
\(\begin{aligned}
x+200 &= 300 \\
x &= 100
\end{aligned}\)

答え

10%の食塩水:100g、6%の食塩水:200g

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